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300名刺印刷のマメ知識 アーカイブ

2010年03月08日

印刷の特徴

名刺印刷については最近では、優先順位はほとんど定型化されていると言っていいでしょう。デザインに関してはまだまだ工夫が可能な分野です。

名刺印刷の注文で最近クライアントの要求が増加しているのが、「QRコード」の刷り込みです。携帯電話で正方形のコードを読み取って、携帯電話内に自動的にコード内に埋め込まれた指定文言が認識される技術がQRコードになります。

埋め込まれる文言には、ウェブサイトのアドレスやメールアドレス、そしてQRコードを通した人のみにわかる秘密のキーワードを仕込んでおき、QRコードを読み込んだ人は、名刺を通して携帯電話に情報が表示されるようになっています。

名刺印刷での最近の特徴としては、印刷素材にこだわって行うことができるようになったことです。従来では普通の紙に印刷するのが通例でしたが、最近では名刺印刷の時に表面にインクやレーザー印刷できるように加工された紙や、光沢を施せる紙なども出てきています。

そして環境に優しい古紙再生紙やパピルス使用紙などの紙素材も現れています。こうした紙の使用によって、クライアント側のイメージアップにもつながるでしょう。紙以外の材質である不織布や金属のような特殊な材質の名刺は、ビジネスにおいても相手に強く印象を与えることができるでしょう。

名刺印刷の技術は日々進化しており、デザインの充実としては、顔写真付きや両面印刷、特殊カラーや角丸加工、エンボス加工や彫りこみなどがあり、名刺印刷会社でも沢山のオプションが用意されています。名刺印刷の工夫は、自らをアピールすることに結びつくので、積極的なアレンジに挑戦していきましょう。

データ入稿

名刺印刷のデータ入稿とは、手持ちのイラストレータデータを利用して、自由なデザインの名刺を印刷、作成するサービスのことを言います。

この方法はフリーデザイナーや自分でデザインをしてみたい人にとってお勧めできます。但し、ベタ塗りを使用したデータで注文することはできないようになっているので注意しなければなりません。名刺印刷のデータ入稿においては、データを修正あるいは変更することはできないので、誤字や脱字などを校正した後に完成データを入稿しなければなりません。

名刺印刷のデータ入稿で気をつけなければならない点は、入力した文字データは文字そのものを図形化する、アウトライン化することが必要になります。また、文字は6ポイント以上が推奨され、6ポイント以上でも画数が多かったり、細い文字は再現できない場合があります。

そして作成データの名刺サイズは、必ず91×55mmにしなければなりません。さらに、正確に裁断できるように91×55mmの実寸枠をつけるか、トリムマークをつけます。原稿サイズの端までデザインがある場合には、 必ず91mmx55mmの名刺サイズ枠より塗り足しを2~3mm位外側に作成しましょう。

塗り足しがない場合は、用紙の端に余白が出来てしまう可能性があります。名刺印刷のデータ入稿では、デザインの中で薄すぎる線色や細すぎる線幅の罫線がある場合には、うまく印刷物に表示されない恐れがあり、線幅は、最低0.1mmの設定にしておきましょう。線のカラー設定においては、「塗り」ではなく「線」の方で色をつけることをお勧めします。

印刷方式

名刺印刷の方式として、代表的なものが3種類あります。それにはまず活版印刷と言うものがあります。

活版印刷というのは、昔から主流とされていた印刷方式の一つで、活字を使用して行う印刷方式のことを活版印刷といいます。または別名凸版印刷という名前でもよく知られているところです。凸版印刷と言えば他にも様々なものがあります。例えば、これには鉛版や樹脂版、写真凸版などがあり、これらを総称して活版印刷と呼んでいます。

次に名刺印刷の方式にオンデマンド印刷があります。オンデマンド印刷というのは、原版を作成しない方式になります。それには印刷するための版を作成することなく、直接原稿を読み込んでトナーを吹き付けることによって印刷します。パソコンと印刷機が直結していることから、印刷用データがパソコンから直接印刷機に送信されて印刷されるようになっています。版を作らなくてもよいことからロットが非常に小さくて済むという効果があります。

最後にオフセット印刷という名刺印刷の方式があります。オフセット印刷はパンフレットや雑誌などの印刷に極めてよく用いられている方式で、高品質な商業印刷のことを言います。直接刷版から印刷せずに、一旦ブランケットに付いたインキを転写(オフ)した後に、ブランケットから紙に転写(セット)する行程の流れから、オフセット印刷と呼ばれるようになりました。オフセット印刷が以前あったプリントゴッコであり、オンデマンド印刷がコピー機といったイメージとして捉えると分かりやすいかもしれません。

オフセット

名刺印刷のオフセット印刷の特徴は、印刷イメージが作られている版と紙が、直接触れない点です。版につけられたインキが一旦中間転写体に転写され、この転写をオフセットと呼び、紙などの対象物に印刷されます。

オフセット印刷は業務用の機械を用いて行われ、その多くがドイツ製のもので高速印刷が可能です。オフセット印刷では、短時間で大量の印刷物を作成することが可能です。そうしたことから、名刺の印刷にもよく用いられているのです。

名刺というのはいわば会社の顔にも通じるものなので、高品質で美しい印刷が望まれます。最近では、名刺に顔写真や似顔絵を入れたり、綺麗なデザインのものなど多様化しています。名刺はやはり印刷、デザインともに優れたものが理想でしょう。

名刺印刷のオフセット印刷では、一旦ゴム状のものに転写した後に紙に印刷するので、インクの濃さが均一になります。要するに何枚同じ名刺を刷っても、インクの濃さにムラが出ないのです。

名刺印刷のオフセット印刷には欠点もあります。それにはオフセット印刷の機械は、10万円代の安価なものがあり、そうした印刷機では、にじみやインキ汚れが起こりやすいのです。最近ではこの欠点を補うためにUV仕様機というオフセット印刷機が普及しており、にじみもかなり少ないようです。

字体のシャープさも保証され、ビジネス用名刺には最適な印刷方法かもしれません。通常のオフセット印刷では油性インキを使用しますが、UV仕様のオフセット印刷では無溶剤を利用するので臭いが気にならないメリットもあります。

多種多様な紙質

名刺印刷の紙質も、近年では多種多様化し色々なものが販売されています。

まずアイボリー色の表面処理と紙の独特な質感を持ち、優雅さと上品さが漂う紙質であり、高級紙の中でも鮮明度が抜群なものにキーカル、グレイスがあります。簡潔なデザインが引き立つビジネスなどの名刺を要求する人にお勧めできる紙質です。

次に、洗練された感覚の紙で独特の質感を持ち、表面処理がイメージの高級感をより高めてくれ、光の角度によっては多様な色を出してくれる用紙であるコンセプトがあります。他には、純白色の用紙で独特な紙の質感が感じられ、高級感溢れる用紙にアキュレラがあります。

また、純白色表面にエムボシング処理を施して感触の良い用紙を実現しているスコットランドがあり、色感の吸収力が抜群で印刷時、卓越した演出が可能です。

名刺印刷でお勧めの紙質としてビレッジがあり、これは革新的製紙技術によって作られたもので、印刷物の仕上がりも非常に良く表面には独特の波の模様が表れているのが特徴です。材質も柔らかくボリュームもあることから、特別なオリジナルの名刺を作成する際には効果的な用紙です。

そしてバンヌーボーという紙質もお勧めで、バンヌーボーは白系のファンシー用紙の中では印刷効果が最大に出せるよう表面を特殊加工した最高級の用紙になります。その紙質はナチュラルで暖かく、立体感とほどよい厚みの質感を持ち、これは最高級名刺用紙として推奨できる名刺印刷の紙質です。

人気ランキング

名刺印刷ソフトは、最近ではシニア層から熱い視線が注がれています。シニア比率が高くなっている理由は、リタイア後に会社の肩書きが外れてしまうと何かと不安に苛まれ、途方に暮れるシニアも多いようです。そうした人が社会に再び参加するときの挨拶状代わりとして、名刺印刷ソフトを使いこなしているという現状が予測されます。

そうしたことから名刺印刷業界は、使い方の簡素化と高機能の両立に苦心している状況にあります。では今、市場ではどのような名刺印刷ソフトが売れているのかを、名刺印刷人気ランキングで見てみると、1位がジャストシステムの「ラベルマイティ5」で、これは名刺以外にもCDやMDや収納ラベル、そして瓶ラベルからカレンダーまでの沢山のラベルが作成可能なソフトで、2位以下を大きく引き離してのトップに君臨しています。

「名刺印刷」機能に特化した商品に絞ってみるならば、2位の「マルチカードクリアエッジタイプ+名刺郎新入門編」や3位「ラベルマイティ わがまま名刺」あたりが人気です。これらの名刺印刷ソフトに注目しているのは、企業のコスト削減による社内作成ニーズによって、個人だけではなく企業からのニーズも名刺印刷ソフト市場の全体を後押ししている現状があります。

こうした背景と重なって、時間に余裕ができはじめたシニア層のニーズが相まって、名刺印刷ソフトの購入者高齢化現象を呼んでいるようです。更なる高齢化社会が進む日本の行く末を鑑み、メインターゲットをシニア層としたソフト市場が形成される日も、近いかもしれません。

機械の種類

名刺を使用する用途が色々あるように名刺印刷の機械の種類も様々です。

飛び込み営業で名刺だけでも置いていきたい、と思っている人にとっては最高品質の活版印刷やオフセット印刷の名刺を使用するのは費用が高くつくので少し不釣り合いかもしれません。簡易に名刺を使用する場合には、オンデマンドの名刺印刷屋で頼み、枚数が多く必要な場合はオフセット印刷で対応し、最終的な決め手として名刺印刷を活版印刷に依頼するのが妥当でしょう。接客関係の人が使用する名刺などの場合は、似顔絵名刺を作成しておけば顔を覚えてもらうのに好都合でしょう。

名刺は今では非常に安くなっており、ネット上の名刺専門店などでは1枚あたり5円程度で利用できます。名刺印刷の機械としては、オンデマンド印刷の名刺印刷がお勧めです。それは活版印刷の会社が非常に少なくなっており費用が高くつくからです。最も活版ならではの高級感はあるのですが、非常に高いので費用対効果も低くお勧めできません。

オフセット印刷は品質も良く価格も安いのですが、同じ名刺を1,000枚以上刷らないと割安感が出ないデメリットがあります。オンデマンド印刷をお勧めする理由は、小部数対応に効果的で要するに安く印刷できる点です。そして何より納期が非常に早い点も信頼できます。

さらに近年の機械の進歩によって、オフセット印刷クラスの品質を維持できるようになってきたことです。デメリットとしては、若干名刺が反る難点があるのとベタ塗りなどがややムラになることでしょう。名刺印刷の機械は良し悪しがあるので、使用用途にあわせて名刺印刷の業者を選定しましょう。

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